●お祭り好きから興味を抱いて
キャンプ好き、旅好き、祭り好きという我が家にとって色々な旅をするに当たって楽しみの一つに
車中泊ができるのもいいね!という事で今年はトヨタの7人乗りハイエースを購入し、オール塗装なども楽しんで旅の楽しみも益々妄想も膨らんでいき。。
さて、初車中泊の旅は何処へ行くかと日々考えていると、ある日夫から
「9月1日〜3日間で開催される、富山県の『おわら風の盆』に行くよ〜予定は空けといて」
という事で初車中泊の旅は富山県に決定。。
北陸の旅は新潟県のみで今回の富山県はとても楽しみ。仕事の都合で残念ながら一泊しかできないけれど兎に角行ってみよう〜
●天候に左右され変更のまた変更
さてさて出発の前日から北陸地方は避難勧告が出る程の豪雨や悪天候。
なんとか回復を祈りつつも、当たり前だけれど雨天時はおわら風の盆は中止なので、色々相談して富山県の手前の長野へ行く事になりました。
なんだかんだと所用があり、出発は午後2時頃になってしまう。。
諏訪湖に着いた時は5時ちょっと。反対のパーキングエリアやこちらのエリアにも人が多いいなと思ったらこの日は諏訪湖の花火大会らしく賑わっていました。
諏訪湖も素敵な街並みで温泉も豊富のようですね〜。今度行ってみたいね、とまた新たな旅の場所が早くも見つかる。。こうしてパーキングエリアに寄るのも楽しみの一つ。
諏訪湖から出ると天候は怪しくなる。。
所が...ここで北陸の天気を調べてみると、なんと富山県のの1日土曜日の夕方からの天気は曇りで日曜日に限っては晴れマークに変更になってる!!
1年に一回のお祭りだし、私達もいつ行かれるか分からないとなると、これは!行ってみるしかない〜〜!!夜に着いたとしても、踊りは運が良ければ見られるらしくむしろ夜の踊りの方が妖艶で美しいのからいい!という事で変更の変更!いざ富山県へ。。
諏訪湖を出発したのが既に17時過ぎです。。。
中央道松本から乗鞍岳の山越えをするのがとっても大変でした。
そういう私は助手席なんですけどね♪
大変だとは言っても行く先々の大自然の山々と、スケールのあるダイナミックなダム、ダム、ダム!というくらいのダムと川です。走りながらの写真はどれもお伝え出来ないくらいショボいものばかりで。。帰りにとった写真ですが。。
●富山県到着〜
という事で道中若干の道を外れたこともあり、なんとか到着したのは既に21時過ぎ。
7時間かかりました。。お疲れ様夫〜〜〜!!よく頑張った〜〜〜!!
観光客の方たちは帰りのバスに乗るべくぞろぞろと坂道を下ってくるのを私たちはこれからという事で、坂を登ります。
雨の心配もなく、涼しげな町並みを入って行くとまず目に入って来るのが、町の至る所に設置された仄かにオレンジ色で迎えてくれる幻想的なぼんぼり。
暗闇に照らされる妖艶な光に案内されながらさらに奥へ進んで行くと、
ぼちぼち寄り道ばかりの私に、早く来いよ!と急かされて。。
登った道端で早速踊っている人が。
そう、おわら風の盆というのはお祭りではないんですね。
越中八尾に伝わる民謡行事。
由来を調べてみると
おわらの起源は、江戸時代の元禄期にさかのぼると伝えられている(『越中婦負郡志』)。それによると、町外に流出していた「町建御墨付文書」を町衆が取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたことに由来するのだという。
「風の盆」の名称の由来については、風鎮祭からともお盆行事から[1]ともいわれるが、はっきりとしたことはわからない。
さらに
風の盆の行事を行なっているのは、「東町・西町・今町・上新町・鏡町・下新町・諏訪町・西新町・東新町・天満町」の10の旧町内とそれらの旧町内外から移り住んだ人たちからなる「福島」の計11団体である。<wikiより>
という事で、それぞれの10ある町で独自の舞が繰り広げられているので観る方としては
美しい街並みを散策しながらでも舞を楽しめるのは最上の喜びとなります。。
ガラスに映るぼんぼり。
鈴の風 豊穣祈る 薄明かり。。。。一句作ってみました〜〜〜〜✨
お店の前にある水路の蓋の花のデザインにうっとり。
家の玄関は開けっ放しの所が多くてそれもまた風情があって美しいものばかりでした。
最初は開けっ放しの家を見てはびっくりして、夫に『みんな玄関開けっ放しだよ大丈夫なのかな』
って言ってたけどそのうち慣れてきて、そうだきっと玄関先から何かを迎い入れるんだろうなぁと
思いながら見てるとその佇まいの玄関風景に足が止まり、またうっとりしてしまう。
●幽玄な舞
もう10時過ぎなので踊り子さんたちはまばらになってきていました。
上新町では踊り子さんの舞台を大きく、大きな長い坂道を何十人の人たちも周りを
囲って踊ります。
ライトアップに照らされた男女の影が幽玄に漂う。
女性の顔は笠で殆ど見えない為に、表情が分からない分踊りや仕草、所作で
表現しているようにも見えます。
こちらは可愛いらしい娘さん達。
打ち合わせ風景も見せて頂きました。その辺は今頃の女の子です。
おわら節という民謡と重なり、唄声と三味線、胡弓の三つ巴がなんとも切なく響いてくる。
私などは何を言っているのかも分からずに、ただただ身を任せて鑑賞。
●車中泊
そうこうしているうちにあっという間に0時をまわり、車のある駐車場へ。
椅子の凸凹を少し埋めながら、ベッド作りをし何も食材を調達していなかったので、
コンビニでおでんとビールを購入。お疲れ様の乾杯♪でした。
おやすみなさい〜〜。
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